移植性のあるCプログラミング

C言語を使って移植性の高いプログラミングを行うのは簡単ではありません。このブログでは、筆者自身の備忘録を兼ねて、移植性のあるプログラミングのノウハウを記録していきたいと思います。
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私がある程度C言語でプログラミングができるようになった頃、この本の旧版を読みました。
非常に辛口の内容であり、読者によっては嫌悪感を抱く方もおられるかもしれませんが、「Cプログラミング診断室」は、C言語に関する数少ない有益な書籍のひとつです。もっとも、元の内容がかなり古いため、今となってはやや時代遅れとなった部分もあります。しかし、それを差し引いても、十分に読む価値のある一冊です。
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まだC言語を覚えたてだった頃、この本の前の版である「ANSI C言語辞典」がボロボロになるまで活用しました。私が購入したC言語関連の書籍の中では、最もコストパフォーマンスが高かったと思います。
あまりにもボロボロになったので、改訂版にあたる、この「新ANSI C言語辞典」を購入しました。旧版を最初に手にしてから10年以上経ちますが、今なお手放すことができない必携の一冊です。
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sizeof演算子の動的評価
sizeof演算子というのは、オペランドの型が決まれば、その結果の値も決まってしまうため、通常は静的に(コンパイル時に)評価されるだけです。これは、多相的オブジェクトがあるC++でも事情は同じです。

ところが、C99または独自拡張として可変長配列がサポートされている処理系では、この常識が通用しなくなります。可変長引数は、引数の要素数が実行時でなければ決まりません。配列型というのは、その要素数も含めた型となりますから、可変長配列の正確な型は実行時でなければ決まらないということになります。

移植性とは直接関係ないかもしれませんが、例えば、マクロの中でsizeof演算子を使うような場合には、それが整数定数式になることを保証できなくなります。つまり、そうしたマクロを、集成体の初期化に使ったり、caseラベルに使ったり、列挙子の値の指定に使ったりすることができなくなるわけです。

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